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14位 ジョン・ スタンフ/ウェルズ・ファーゴ

出身:サンフランシスコ、純資産:2億ドル、運用資産:1.8兆ドル

時価総額でアメリカ最大の銀行、ウェルズ・ファーゴ。スタンフCEOは株主総会で、「現在の低金利は、多くの人が想像よりも長引くかもしれない」と話している。そして、ほとんどの銀行が利益を上げるのに苦しんでいる、ともつけ加えた。

15位 ジョン・グレイケン/ローンスター・ファンズ

出身:ロンドン、純資産:63億ドル、運用資産:640億ドル

ディストレスト資産(価格が極端に低下した資産)や不動産投資の分野で、世界屈指の投資家として知られるグレイケン。成功の秘訣は、「資産を安く買い、できるだけ早く売ること」だという。最近は、ヨーロッパで取引先を物色している。

16位 スティーブン・コーエン/ポイント72アセット・マネジメント

出身:コネチカット州・グリニッジ、純資産:127億ドル、運用資産:110億ドル

ポイント72は、コーエンの個人的資産しか運用していない。それでも彼は、同社が抱える350人の社員を通じて分散投資するのが得策だと考えている。運用する社員たちは、それぞれの専門分野に基づいて何十ものグループに分けられている。

17位 ジェームズ・シモンズ/ルネサンス・テクノロジーズ

出身:ニューヨーク州、イースト・セタウキット、純資産:155億ドル、運用資産:290億ドル

データと数学の公式に基づいて投資をするクオンツ系ファンド。その最高峰「ルネサンス・テクノロジーズ」の創業者で、“クオンツの帝王”の異名を取るシモンズは、「数テラバイトに上るデータの中に潜む“異変”を探している」と明かす。

18位 レオン・ブラック/アポロ・グローバル・マネジメント

出身:ニューヨーク、純資産:48億ドル、運用資産:1,700億ドル

目減りしている資産を買うことで有名なブラック。なんと、2月には前年比で50%下がっていた自社株まで購入している。いまのところ、自分たち自身への賭けは成功しているようだ。事実、同社の株価はその後、25%も上昇している。

19位 ジェームズ・ゴーマン/モルガン・スタンレー

出身:ニューヨーク、純資産:5,000万ドル、運用資産:8,070億ドル

ゴーマンは、倒産の危機に瀕していたモルガン・スタンレーを立て直した。「我々は極めて脆弱だった状態から立ち直り、安定期へと移行している」と、ゴーマンは話す。2016年のモルガン・スタンレーは、安定した資産運用で好調なスタートを切った。「難しい環境下でも、問題が起きなくなった。これはとても前向きな要素だ」と、ゴーマンも自信を見せる。は現在、同行が抱える1,500億ドルもの運用資産を富裕顧客に対する貸付に使うことを計画している。

20位 ジョナサン・グレイ/ブラックストーン・グループ

出身:ニューヨーク、純資産:15億ドル、運用資産:1,010億ドル

ブラックストーンの不動産投資部門を統括するグレーは、同分野が円熟期にあることを認めるものの、終わりではないと言う。「アメリカの経済成長率は2%で、新たな供給も1%の伸びを見せている。だから地代は上昇し、需給関係は良好だ」。

<ランキングの基準>
ヘッジファンド・マネジャーやプライベート・エクイティ(未公開株式会社)を率いる大物、そして、何兆ドルもの資金の動かしている貸し手たちー。私たちの生活は、こうした“マネーマスターズ”から常に何らかの影響を受けている。本ランキングで紹介する上位40 人は、機関投資家からなるバイサイドと、証券などを発行するセルサイドの両方のビジネスをしている金融人から選出したものだ。ウォール街では、お金こそがモノをいう。そこで、以下の4つの観点から候補者を検討してる:1.純資産額、2.運用または管理している資産額、3.3年間の業績、4.市場への影響力である。

文=Forbes JAPAN編集部

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