1.ロシアが初めて、国家ぐるみのドーピングへの関与と隠蔽(いんぺい)を指摘され、選手118人が出場禁止となった。参加選手数は合計271人で、国別でみた人数のランキングでは12位となった。
2.フェンシングの米国代表イブティハージ・ムハンマド選手が大会史上初めて、イスラム教徒の女性が身に付けるヒジャブを着用して出場。
3.トランスジェンダー(性別越境者)の選手2人が初めて参加。国籍・氏名は非公開。
4.男子ラグビー:五輪種目として92年ぶりに今回から復活(7人制に変更)。
5.女子ラグビー:7人制で採用。
6.ゴルフ:112年ぶりに復活(過去112年で初めて開催)。
7.最年少で出場の選手は、ネパール代表の13歳。競泳女子ネパール代表のガウリカ・シン選手が100メートル背泳ぎに出場する。
8.最年長は61歳、馬術オーストラリア代表のメアリー・ハンナ選手。5回目の出場となる。3人の孫を持つ同選手は、2020年の東京五輪への出場にも意欲をみせている。
9.獲得メダル数の最多記録保持者は、競泳男子の米国代表マイケル・フェルプス選手。2004年のアテネ五輪以降、合わせて史上最多となる金メダル18個、銀メダルと銅メダルをそれぞれ2個獲得している。今回は5度目の五輪出場。米国の男子競泳の代表としては、最多の出場回数となる。
10.女子射撃の米国代表キム・ロード選手は、夏季五輪での連続メダル獲得記録の達成が期待されている。ロードが初めてメダルに輝いたのは、17歳になったばかりで出場した1996年アテネ大会。今回メダルを取ることができれば、6大会連続での入賞となる。
11.今大会では初めて、「難民選手団」が結成された。以下各国の代表、合わせて10人が出場する。エチオピア(マラソン)、コンゴ民主共和国(柔道)、シリア(競泳)、南スーダン(中距離)。
12.最後に純金のメダルがつくられたのは、1912年のストックホルム五輪。オークションでの五輪メダルの最高落札価格は100万ドル(約1億240万円)。出品したのはボクシングのウクライナ代表、ウラジミール・クリチコ。
13.五輪出場選手のうち、年収が最も高額なのはバスケットの米国代表、ケビン・デュラント選手。年収はおよそ5,620万ドル(約57億5,470万円)。
14.今大会では初めて、五輪の放映権を取得している12社によりVR映像が配信されている。
15.関連イベントの入場料のうち、最安値のチケットは13ドル。販売されている全てのチケットのうち、55%は22ドル以下となっている。