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市場とジェネレーションYのお金に関する差し迫った問題に注目

Tim Boyle / gettyimages

アメリカ人は砂糖を控えるようになっており、シリアルがその打撃を受けている。米食品大手のケロッグが8月4日に発表した第2四半期(4~6月期)の決算は、その状況を反映したものとなった。

消費者がシリアルに(ひいてはケロッグに)背を向けつつある傾向は、以前から認識されていた。市場調査会社ユーロモニターの2015年の調査報告には、朝食向けシリアルの販売量は2015年に2%減少し、2015~2020年の間に4%減少する見通しだと記されている。

また同じく市場調査会社のミンテルが2016年に入ってから実施した調査によれば、ミレニアル世代の40%が、シリアルは“後片付けが大変”だから朝食には不便だと考えている。

砂糖を控える傾向が高まっており、また砂糖の摂取を減らすべきと栄養ガイドラインが改訂されたことも、従来のシリアルにとってさらなる打撃となった。たとえばケロッグのフルーツループは、1食分だけで10gの砂糖が含まれるが、アメリカ心臓協会が推奨する1日の砂糖摂取量は男性が37g、女性は25gまでだ。

そのためケロッグでは、こうした困難を克服すべく、ミレニアル世代に向けて「シリアルのイメージ一新」をアピール。またスナック部門を強化して、消費者のトレンド重視の姿勢を打ち出している。直近では、流行りのスペシャルKナッツバーを発売すると発表した。

また先月にはニューヨークに初のシリアルカフェもオープン。このカフェの売上がケロッグ全体の売上を押し上げることはないだろうが、経営陣は、人気シェフのクリスティーナ・トシが手がけた数々のメニューがシリアルに対する消費者の愛を復活させる助けになることを期待している。

「このカフェで人々が得る満足感は、ニューヨークだけではなくアメリカ全域に影響を及ぼすことになると考えている」と、同社の朝食向け食品のマーケティング&イノベーションを担当するノエル・ジェフロイ上級副社長は6月に語っていた。

編集=森 美歩

 

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