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2016.08.05 11:30

リオ五輪、コンドーム配布数は史上最多 1選手当たり42個

Chris McGrath / gettyimages


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2000年にカナダの研究チームが医学誌「Clinical Journal of Sport Medicine」に発表した論文によると、過去に行われた関連研究3件ではいずれも、性交渉が握力や平衡感覚、瞬発力、有酸素運動などの体力指標に与える影響はないとの結論が出されていた。もちろん、肉体的な影響はなくとも、精神的な影響が出る可能性はある。セックスをするとリラックスして幸せな気分になるが、これは競技に向けたコンディション作りにつながるかもしれないし、逆に競技に必要な競争心や攻撃性を奪うかもしれない。場合によっては、泥沼の恋愛劇に発展することもあるだろう。また、睡眠不足もパフォーマンスに悪影響を与える要因となる。

現在ブラジルで流行しているジカ熱は、性交渉を通じて感染が広まる恐れもあり、セーフセックスの必要性を改めて浮き彫りにしている。もっとも、リオ入りした選手らは、期間中の行為を42回以内に収めれば、コンドーム不足を心配する必要はないのだが。

編集=遠藤宗生

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