あなたの旅行を(良くも悪くも)変える可能性のある、4つのスーツケースを紹介しよう。
1. 潔白を証明
下着を見られても気にしない人には、クランプラー(Crumpler)の透明スーツケース「ビザビ・トランク(Vis a Vis trunk)」がおすすめだ。これなら米運輸保安局(TSA)に、申告すべきものは何も持っていないことを示すことができる。
クランプラーのウェブサイトによれば、独自開発のポリカーボネートでできている透明スーツケースは「あなた自身を表現する刺激的なチャンス」。自分のパッキング技術を披露するのにも、これ以上いい方法はないのでは?(560ドル=約5.7万円)
2. 電子タグ
数年前、慌ただしい乗り継ぎのためにフランクフルト空港を走った経験がある。あの時に持っていればと思ったのが、リモワ(Rimowa)の電子タグ内蔵スーツケースだ。
ドイツの3つの空港で使うことができる機能で、旅行者はスマートフォンのアプリを使って事前に搭乗手続きや荷物の預け入れ手続きを行うことができる。あとは専用カウンターにスーツケースをドロップオフするだけでいいから、時間の節約になる。預け入れ荷物の情報はBluetoothでスーツケースの電子タグに送られる。
だが電子タグに情報を設定できるのは持ち主だけのため、フライトが変更になった場合、航空会社スタッフは従来のステッカータイプのタグを使わなければならない。(価格はサイズによって異なる)
3. “乗れる”スーツケース
ゴーカート好きの人は、モドバッグ(Modobag)を使えば空港をトラックにして走り回ることができる。これは“乗ることができる”スーツケースで、屋内では最大時速およそ8キロ(屋外では約12.8キロ)で走行が可能。
各種デバイスの充電も可能で、現在クラウドファンディングの資金調達キャンペーン中だ。 将来的にはダッシュボードに携帯電話を取り付けることができるようにする予定。(インディーゴーゴーで995ドル=約10.2万円)