「カープール・カラオケ」は直訳すると“相乗りカラオケ”。番組ホストのジェームズ・コーデンが毎回、豪華ゲストを迎え車中でゲストの歌を一緒に歌う内容。これまでアデルやジェニファー・ロペス、ワン・ダイレクション、さらにミシェル・オバマ大統領夫人もゲストとして出演し、YouTubeにアップロードされた動画は8億回再生を突破する人気ぶりだ。
アップルミュージックで番組が公開されれば、iTunesストアの楽曲購入とも連携し、売上の向上が期待できそうだ。今回、アップルは16エピソードの放映権を獲得したとされるが、人気が出ればさらに本数を増やす可能性もある。
アップルは今回の契約額を公表していないが、金額がいくらであれこの動きは競合サービスには大きな脅威となる。スポティファイやTidalもこれに対抗する企画を用意するべきだろう。
「カープール・カラオケ」は音楽ファンのみならず業界関係者の評価も高く、過去にエミー賞にもノミネートされている。