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“脂肪愛好家”たちはついに、脂肪分を含む食品を「大量に」食べることを許された。それが健康的な不飽和脂肪であればという条件付きだが––。

米国内科学会が発行する学術誌アナルズ・オブ・インターナル・メディシンはこのほど、食生活と病気の転帰の関連について検証した数多くの研究結果のメタ分析を実施。その結果、地中海式の食事をしていた人は、たとえそれが脂肪分の多い食事であっても、様々な慢性疾患のリスクが大幅に低減したことが分かった。

これについて研究者たちは、健康的で野菜が豊富な食事の一部として摂取する良質の脂肪であれば、摂取量を減らす理由はないとしている。

「過去およそ50年の研究結果は、脂肪分の摂取量を制限なく地中海式の食事をしている人々は、心疾患や乳がん、2型糖尿病になるリスクがより低いことを示している」と、報告書の著者でミネアポリス退役軍人医療センターの研究者であるハンナ・E・ブルームフィールドは言う。

ブルームフィールド率いる研究チームは、地中海式食事法の定義として、脂肪分の摂取量は無制限だが、以下の7つの要素のうち少なくとも2つを満たすものだとした。

1. 一価不飽和脂肪酸/飽和脂肪酸比が高い
2. 果物と野菜を豊富に摂取する
3. 豆類を豊富に摂取する
4. 穀類とシリアルを豊富に摂取する
5. 適量の赤ワインを摂取する
6. 乳製品の適度な摂取する
7. 肉類・肉製品を少なめ、魚を多めに摂取する

今回の研究では、過去の56の研究データを分析。その結果、地中海式食事法を忠実に守った人は脂肪分の摂取量に関係なく、この食事法を守らなかった人に比べて心筋梗塞を含む心疾患や脳卒中、心疾患に関連した死のリスクが29%減少。乳がんのリスクは57%、糖尿病のリスクは30%減少した。

「米国では少なくともこの30年、あらゆる類の脂肪分の摂取量を減らすことが重要だとされてきた。だが今回の研究で、健康的な食事であれば脂肪、特に良質の脂肪が多く含まれていても構わないことが分かった」とブルームフィールドは言う。「米国の肥満問題は、脂肪よりもむしろ、精製された穀物や砂糖の摂取量の増加によるところが大きいのかもしれない」

編集=森 美歩

 

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