「自分」をグーグル検索、ダメな結果をどうする? キャリアに有効にする方法

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■検討すべきこと

1. 自分の「デジタルブランド」を確立しようとする前に、どのようなパーソナルブランドの構築を目指しているのかを明らかにしておく必要がある──あなたは誰なのか、あなたに説得力を持たせ、差別化しているものは何か、あなたの存在を認識してもらいたい相手は誰なのか、といったことを明確にしておく。

2. 検索結果の1ページ目に何が表示されるだろうか。注意する必要があるのは、そこに示される情報だ。検索結果のうち、さらにクリックされるものの87%は1ページ目に示されており、62%は上から3つ目までに挙げられている。

3. ネット上に掲載されている情報は、個人的なものと職業に関連したものの両方が必要だ──それにより、何かを達成し、他者から関心を持たれ、そして興味深い人物であるということを示せる。仕事に関連した情報が70~80%になることを目指そう。

■実行すべきこと

1. 自分の略歴を書く

多くの人に自分を知ってもらいたいのなら、自分がどのような人物かを明確にする必要がある。それをアルファベットなら26文字以内で、簡潔に示すことができなくてはならない。そうすることで、あなたというブランドの本質を伝え、あなた自身にとっての重要なツールにすることができる。また、インターネット上のさまざまな場所で、それを使うことができる。

2. リンクトインのプロフィールを更新、または作成する

氏名を検索した際、リンクトインのプロフィールは上から3つ目までのリンクとして表示される可能性が高い。

3. ドメイン名を購入する

自分自身のウェブサイトを作成する予定がなくても、購入しておこう。所有しておくべき重要な“不動産”だ。

4. バニティURLを作成する

すぐに使用する予定がない場合でも、ブランド確立に役立つと考えられる全てのソーシャルメディア上で、このカスタムURL作っておこう。

デジタルブランディングはもはや、思いがけず成功できれば嬉しいといった程度のものではない。意思決定を行う立場の人たち、影響力を持つ人たちに好印象を与えたいキャリア志向の人たちにとって、不可欠なものだ。

編集=木内涼子

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