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ONOKY - Eric Audras / gettyimages

ネットフリックスが7月18日に発表したQ2決算は、契約者数増加の急減速を示す結果となった。契約者の純増数は170万人と同社予測の250万人を大きく下回り、前年同期の330万人、前四半期実績の674万人から激減している。売上高は19.7億ドル(約2,080億円)でアナリスト予測の21.1億ドルを下回った。

「この先は料金の値上げやリオ五輪の開催による視聴者離れも予測される。他のストリーミングサービスやSNSでのライブ動画配信との競争激化も予想される」とeMarketerのアナリスト、ポール・ヴァーナは話す。

ネットフリックスは伸び悩みの要因の一つとして、近く予定する料金の値上げを挙げている。前回の値上げ時に、既存契約者には猶予期間が与えられたが、近々その期限が切れるために解約者が増加したというのだ。

「消費者が値上げを嫌うことは百も承知しているが、我々にとって必要な取組みだ」とネットフリックスのリード・ヘイスティングスCEOは決算発表で述べた。

eMarketerは、ネットフリックスの契約者数が2016年末までに全米で1億2,690万人に達すると予測している。これは、競合のHulu(6,700万人)を大きく上回るが、年内にユーザー数が1億7,610万人に達する見込みのユーチューブには及ばない。

人気TVドラマ速攻配信で巻き返し?

ネットフリックスは新たな取組みを立て続けに発表している。18日には「スタートレック」の新テレビシリーズを放送後1日で配信することでCBSと合意した。対象地域は米国を除く世界188か国だという。また、今月初めには人気ドラマ「Jane The Virgin」、「The Flash」、「Supergirl」をテレビ放送後8日で配信することを明らかにした。これは同社にとって、ゴールデンタイムの人気コンテンツをテレビ放送から最短期間で配信するケースとなる。

直近でネットフリックスにとって大きな懸案事項はリオ五輪だ。アメリカでは成人の1日当たりの平均テレビ視聴時間(4時間5分)が動画配信サービスの利用時間(1時間8分)を大きく上回り、リオ五輪の中継が始まると利用者が大きく減少する恐れがある。

ネットフリックスの今後の業績において、コムキャストとのパートナーシップは重要な取組みになる。両社は今月初めに提携し、コムキャストの契約者の一部が通常のケーブルチャンネルのようにNetflixの番組を視聴できるようにすることで合意した。

編集=上田裕資

 

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