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2014年にマーケットインボイスに投資を行ったベンチャーキャピタル企業ノースゾーン(Northzone)は、今回さらに150万ポンドの投資を行った。同社は過去20年間に、音楽ストリーミング大手のスポティファイやモバイル決済のアイゼトル(iZettle)などITを使った約120の事業に投資を行ってきた。

今回、マーケットインボイスの役員に加わったMCIキャピタルのシルベスター・ジャニクは、「マーケットインボイスは、従来の融資という昔ながらのセクターを再定義する真に革新的なビジネスの典型例だ。既存の金融機関が革新に消極的な、十分なサービスを受けていない顧客に対して、事業に不可欠な運転資金を提供している」と指摘する。

そしてこの急速に成長を遂げているセクターにおいて、マーケットインボイスには、今後さらに支配的な立場を強固なものにしていく「とてつもなく大きなチャンス」があるとジャニクは予想している。現在同社はP2P代替融資セグメントで約13%の市場シェアを獲得している。

EU離脱の決定を受けて、フィンテックへの投資をリスクと考える人も多くいるかもしれないが、ジャニクはこう主張する。

「マーケットインボイスの場合はその逆だ。経済の減速と銀行セクターの混乱は、同プラットフォームの成長を促進する潜在的チャンスと私たちは考えている。堅実なリスク管理を通して、マーケットインボイスは変化を続ける市場心理に対応する準備が十分に整っていると確信している」

[訂正]金額に誤りがあったため訂正いたしました。

編集=森 美歩

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