ビジネス

2016.07.18

「働くための出費」米では年間34万円以上、内訳と節約法とは

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託児所

18歳以下の子どもがいる回答者のうち、託児所などの費用がかかると答えたのは29%。うち36%は毎月500ドル以上の料金を支払っている。

理想的な解決策は、アメリカン・エキスプレスやアフラックなどのように社内に託児所が設けてあり、それを利用できることだ。だが、その選択肢がない場合には、複数の世帯で一人のベビーシッターを雇い、子供たちの世話を頼むことで節約が可能だろう。

衣類

洋服代も避けられない支出だ。調査対象とした一年間に、仕事用の服や靴、アクセサリーの購入に250ドル以上を使ったという人が47%だった。着回しの効く定番のデザインを選ぶことが、破産せずにおしゃれをするための良い方法だといえる。

ペット(番外編)

回答者のうち58%が、ペットを飼っていると答えた。このうち、ペットにかかる費用は毎週10ドル以下という人が半数以上を占めた。一方、33%は10~25ドル、12%は25~50ドルを使っているという。

勤め先の規則にもよるが、ときどき会社にペットを連れていけば、これらの費用を節約することができるかもしれない。また、オフィスにペットがいることは、従業員の生産性を向上させる効果があるという調査結果もある──上司の役に立つことができるだろう。

編集=木内涼子

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