今回のランキングでは、上位50チームのうち27チームをNFLのフランチャイズ・チームが占めた(前回は20チーム)。サッカーチーム以外が首位となるのは、フォーブスが同ランキングの発表を開始した2011年以来、初めてのことだ。
2011年と翌年はイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドが連覇。2013年以降はスペイン・リーガエスパニョーラのレアル・マドリードが首位を維持していた。
全スポーツの中で最高の営業利益を記録
NFL全32チームの2014年シーズンの営業利益は、総額24億ドルに上った。
1チーム当たりの資産価値は平均およそ20億ドルで、前年の7億3,200万ドルから160%上昇した。
カウボーイズは、NFLの収益に最も貢献している一番の人気チーム。2014年シーズンには営業利益が過去最高額となる2億7,000万ドルを記録した。NFLでカウボーイズに次いで資産価値が高かったのは、ニューイングランド・ペイトリオッツ(6位、32億ドル)、ワシントン・レッドスキンズ(8位、28億5,000万ドル)だった。
レアルは2位に
レアル・マドリードは首位を明け渡したものの、資産価値は前年から12%上昇。36億5,000万ドルとなった。2014~15年シーズンの収益では、その他のどのチームよりも多い6億9,400万ドルを記録した。
世界で最も稼ぐアスリート、クリスティアーノ・ロナウドをはじめ多数の人気選手を擁するレアルと合わせて、サッカーでは8チームがランク入りした(前回は7チーム)。同じスペインのFCバルセロナは、資産価値35億5,000万ドルで3位だった。
一方、メジャーリーグ(MLB)のニューヨーク・ヤンキースは34億ドルで4位。MLBからは他に6チームがランク入りしたが、昨年の12チームからは数を減らしている。