ビジネス

2016.07.13 17:30

チャイナマネーはハリウッド映画をどう変えたのか[富豪のトリビア45 -Part4]


Q アジアで最もビリオネアを輩出している都市はどこか?

アジアで最高額の資産を持つ王健林(中国)や、2位の李嘉誠、李兆基(以上、香港)、いま、最もビリオネアが集まるのが香港と北京だ。

1位は香港の53人。華僑の成功者を中心に、不動産や金融などコングロマリットの創業者一族が富を握る。2位は北京で、王健林をはじめとする50人を輩出。3位はインドのムンバイで、アンバニやゴドレジなどの財閥が多く集まり、ビリオネアは31人。メディアを賑わせるインドの大富豪たちの豪邸も、ムンバイに多い。4位は韓国のソウルで30人、5位は29人の上海だった。どの国、地域でも大都市に集中しているのは共通だ。

日本のビリオネアたちも大半は東京を拠点としており、27人中19人が東京にいる。

Q シャープを買った鴻海グループの会長はスキャンダラスな男?

鴻海の郭台銘(テリー・ゴウ)会長は、数々の逸話を持つ男だ。特に、ビジネスに対する厳しい姿勢や徹底した効率主義、要求の高さは有名だ。かつて中国の工場では若い従業員の飛び降り自殺が相次いで問題になったことがあるほか、優秀な人材を引き抜いてもすぐにノイローゼになるともいわれている。

そんな郭だが、数年前の台湾では女性関係で大きく注目を浴びたことがある。2005年に長年連れ添った妻を亡くした後、数々の有名人との親密な関係が噂されたのだ。香港の有名女優カリーナ・ラウやロザムンド・クワン、日本でも人気を博したリン・チーリン、その他にも有名書家や実業家など。かつての不倫相手から恐喝されたとして、相手を訴えたことも。

08年に24歳年下の女性と再婚、1男2女をもうけている。

文 = Forbes JAPAN

この記事は 「Forbes JAPAN No.24 2016年7月号(2016/05/25発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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