消費者の25%を失うかも? 統計が示す動画マーケティングの重要性

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製品を実際に使用している様子を動画で見れば、購入する気になる人もいる。少なくとも、購入の「意欲」は高まる。最初に見た時点で買わなかったとしても、再び訪れて購入する人もいる。

トラフィックを販売につなげるためには、どうするべきだろうか。これについては、建築資材やリフォーム用品を扱う小売チェーン、ホームデポのサイトを見てみるとよい。「ハウツー」動画を掲載することで、修理したいものや解決したい問題がある人たちの関心を集め、販売につなげている。

動画を視聴した人たちは新しいことを学んだり、それまでの自分のやり方とは異なる新たな方法を教えてもらったりすることができる。さらに、計画中のことをうまく成し遂げるために必要な製品がどれかを知ることもできる。実際に、これらのハウツー動画をみたミレニアル世代の3人に1人は、製品を購入しているという。

一方、YouTubeによると、携帯電話で撮影され、投稿された動画の視聴時間は前年比100%の伸びを記録している。また、グーグルの検索窓に入力される言葉の55%は、検索結果に少なくとも1件の動画が含まれている。さらに、それらの動画の82%は、YouTubeに投稿されたものだという。非常に興味深い結果であると同時に、動画の可能性を裏付けるものでもある。

素晴らしい動画であるために、必ずしも技術的に優れたものである必要はない。明確な目的を持って作成したものならば、掲載してみるべきだ。創造性を発揮し、そして何より、楽しんでみよう。

編集=木内涼子

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