ビジネス

2016.07.09

「事前調査はオンライン、購入は実店舗」、英買い物客の傾向

Phillip Waterman / gettyimages


同社のジェイコブ・ガスコインベッカー副所長は、「商品購入においてますます多くのチャネルが使われるようになっている」と指摘した上で、「ハイストリートで買い物をする人々の要求はこれまで以上に厳しくなっており、また多くの情報を持っている。各小売店が利点を追求し、テクノロジーの革新的な利用法を見出していくのに伴って、実店舗内での体験のデジタル化というこのトレンドは今後も続いていくだろう。その主な例が、アップルストアでの体験だ」と語る。

「消費者は実店舗を、買い物をする選択肢の一つとして考えている。そのため実店舗のスタッフは、買い物自体をより豊かなものにする知識を持った存在になるべきだ。たとえば顧客にタブレットを提供して、商品に関する詳しい情報にアクセスできるようにするという単純な方法でも構わない。そうすることで、超情報通の買い物客よりも不利な今の状況を改善することができる」

編集=森 美歩

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