ビジネス

2016.07.07

中国ストリーミング大手「LeEco」社 米国でスマホ販売開始へ 

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傘下のファラデー社でEV事業も推進

急成長を遂げたLeEcoは昨年、19億4000万ドル(約1,960億円)の売上を達成。前年から91%の伸びだった。2010年に深圳証券取引所に上場した同社株の時価総額は146億ドルに及んでいる。

LeEcoは「謎のEVベンチャー」としてメディアを騒がせる、ファラデー・フューチャー社を傘下に持つことでも知られている。ファラデー社はリサーチセンターをサンタクララに設置し、人工知能や自動運転車、VR技術の開発にあたっている。今年1月、ファラデーは初のコンセプトカーを立ち上げ、4月には10億ドルを投じた製造工場をラスベガス郊外に設置した。

自動運転技術の向上により、映画を楽しむなど、ユーザーらが現在より自由な時間を車内で過ごせるようにすることを同社は理念に掲げている。LeEcoはスマホや動画配信に限らず、今後さらに多様な分野に進出する構えだ。

編集=上田裕資

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