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2016.07.04 17:00

投資金額やプライヤーの数は? 数字で読み解くインド・スタートアップの現在

インドのスタートアップでインターンをする学生(Photo by Pradeep Gaur/Mint via Getty Images)

2015年、ベンチャーキャピタル等がインドのスタートアップに49億ドル(10年以前創業のスタートアップを除く)を投資した。その83%をB2Cビジネスが、17%をB2Bビジネスが占めている。

カテゴリー別の投資金額では、eコマース領域が14億ドル、アグリゲーター(情報管理事業)領域が11億ドルで上位を占める。一見、B2Bビジネスは割合こそ低いが、B2C向け投資が14年比で95%増加したのに対し、B2B向け投資は同250%も成長している。

投資額49億ドル(14年22億ドル)に関わるプレイヤーも増えており、VCやPEファンドは156社(同75社)、エンジェルは292人(同115人)、インキュベーターやアクセラレーターは110社(同80社)とされている。VCやPEのトップ10社の内、8社が外資系というのが特徴的だ。
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インド最大のソフトウェア団体であるNASSCOMでは、モティ首相のスタートアップ支援策と連携し、13年からの10年間で1万社のテクノロジースタートアップを支援する「10000 Startups Program」を進行させている。15年末時点で、同基準に当てはまるテクノロジースタートアップは4,200社。米国4万8,000社には届かないが、3,500社の中国とほぼ同水準だ。

なお、インドでのテクノロジースタートアップ誕生ペースは加速しており、15年には400社のテクノロジースタートアップが資金調達をした。前年の179社と比べると大きく伸びている。


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文=土橋 克寿

この記事は 「Forbes JAPAN No.25 2016年8月号(2016/06/25発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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