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肉や魚の缶詰の摂取も同様に、尿中のBPA濃度上昇とは関連づけられなかった。これはハートルにとって驚きだった。ツナ缶のように油分が多い場合、コーティング剤からBPAが溶け出すと予想していたからだ。

この結果について彼女は、データの収集法が少なくとも部分的に影響している可能性があると言う。調査に参加した人々は食べたものについての記録をつけていたが、肉と魚に関する記録が混ざってしまっているものがあったからだ。

缶詰食品を食べて尿にBPAが検出される傾向は、大人よりも子どもの方が強かった。ハートルの研究を監督したジョンズ・ホプキンス大学の研究員ロバート・ローレンスは、この所見について、特に低所得世帯の子どもにとっては厄介だと言う。

「アメリカの低所得世帯の子どもにとって、できる限り新鮮な食材から適切な栄養を摂取し、調理済み食品や加工食品への依存を減らすことは難しく、この問題に目を向けることが必要だ」

FDAが安全とみなす基準を超える量のBPA摂取を回避するためには、手始めとして缶詰食品を減らすのがいいが、それだけでは不十分だとハートルは言う。

「新鮮な食材または冷凍食品が手に入るなら、そちらを選ぶことを勧める。また消費者が各企業に対して、BPAに代わる原料を探すよう圧力をかけ、その代替原料の安全性証明を義務づける法の制定を求めていくことが必要だと考える」

編集=森 美歩

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