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会場に陳列されているIWCの時計を見つめるミカ・ハッキネン。彼が駆るクラシックカーは、戦前のモデルであるにもかかわらず、なんと最高速290km/hを叩き出した。サーキットで起こるあらゆる出来事に対応することができる、超一流のレーシングドライバーのみにできる芸当。それを目の当たりにできることは参加者にとっても特別な体験だ。

今年のグッドウッド・メンバーズ・ミーティングにおける最大の話題は、元F1ドライバーであり、甘いマスクと気さくな性格で、現役時代はもちろん、引退後も絶大な人気を誇るミカ・ハッキネンの参加だ。今回はさらに、1970年代にF1ドライバーとして活躍した伝説のドイツ人ドライバーであるヨッヘン・マスも登場し、この新旧二人のヒーローが揃い踏み。ハッキネンにグッドウッド・メンバーズ・ミーティングに参加する意義を訊いてみた。

「マーチ卿と語らい、共に仕事することは素晴らしい経験でした。66年まで開催されていた歴史あるグッドウッド・メンバーズ・ミーティングを現代に復活させる試みは、50〜60年代のレースへの情熱を現代に蘇らせる舞台を提供することにつながります」

90年代にF1を観戦していた世代であれば、ハッキネンがメルセデス・ベンツの過去の名車をサーキットでドライブすると聞いて、反応しない人はいないだろう。彼の現役時代に圧倒的な強さをみせたミハエル・シューマッハのような実力派はいたが、そのシューマッハにすら実力と人気の両面でライバル視されていたほどだ。ハッキネンは語る。



「歴史的に貴重なクルマだからといって、博物館に飾っておくだけでは、モータリング・ライフを楽しんでいるとはいえません。60年以上の昔に作られたクルマ、なかには100年近い歳月を重ねたヴィンテージカーもありますが、いくら貴重なクルマであってもサーキット上でポテンシャルを出しきって走ることが重要なのです。この場に参加できる限られた人たちは、とてもラッキーな人たちですね」

そう笑顔で語るハッキネンもまた、そのラッキーな人の一人だろう。彼がステアリング・ホイールを握ったメルセデス・ベンツ「W25」は、別名ルバーアローズ。世界恐慌に前後してレース活動を休止していた彼らが復活をとげたきっかけとなり、30年代にグランプリ・レースを席巻した名車だ。

ヒストリックレーシングカーに一世を風靡したふたりのF1ドライバーが乗り、ポテンシャルを最大に発揮させてサーキットを走る。そのことに大いなる意義を見出し、グッドウッドに持ち込んだのが、なにをかくそう、公式計時を担当するパートナーであるIWCだ。メルセデス・ベンツのインハウス・チューナーとして、高性能モデルを世に送り出し「AMG」と、IWCの長年の協力関係が生んだコラボレーションである。AMGとIWCが協力関係にあることは、IWCの高い技術力を裏付けるものでもある。というのも時計製品の評価に直結する技術力、精度や信頼性の高さといった要素はレースにおいても最重要の要素だからだ。そしてグッドウッド・メンバーズ・ミーティングにともに参加することで、心踊らせる挑戦への情熱を共有することがまた、IWCの新たな時計作りの地平をひろげるポジティブな影響を与えている。


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text by Yumi Kawabata

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