キャリア・教育

2016.06.29 07:30

リモートワークで広がる可能性、フリーランスで「好条件の仕事」トップ10

Antonio Guillem / shutterstock


技術の進歩でネットの接続環境が整っているため、データを中心に展開する仕事や離れた場所にいてもできる仕事については、さまざまな地域にある企業に勤め口を求めることが、これまで以上に可能になっている。
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ケンジンはこう指摘する。「特定の仕事の場合、いつどこにいても、そのニーズに応じることができる。優秀なマルチメディア・アーティストなら、自宅はコネチカット州でもオレゴン州にある企業の仕事を受けることが可能だ」

時給の面からすると、キャリアキャストの好条件仕事リストの中で最も魅力的なのは、ソフトウェア開発者。ケンジンの調べによれば、時給の中央値は約48.41ドルだ。高速接続のインターネットがあれば、どこにいても仕事ができる。

その次に時給がいいのは情報セキュリティアナリスト。こちらもネット環境が整っていれば一度に複数のクライアントのシステムを監視することができるし、どこにいても、顧客である企業にプロジェクトベースでサービスを提供できる。時給の中央値は43.33ドルだ。
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3番目に時給がいいのは経営コンサルティング関連の幅広いポジション。必ずしもネットワーク経由でできる仕事ではないが、資格要件を満たしたフリーランサーにとっては稼ぎのいい仕事だ。時給の中央値は39.10ドル。

金銭的な魅力は劣るが、最も急成長を遂げているポジションは、在宅看護助手だ。労働統計局によれば、2015年の時給の中央値は10.54ドル。だが従来型の施設でのケアよりも在宅型のケアの需要が高まっており、今後8年で訪問看護師の求人は38%の増加が見込まれている。

編集=森 美歩

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