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2016.06.26 18:00

MIT発表の「世界で最も優秀な企業トップ50」、目立つ中国企業の躍進


“模倣者”から“革新者”への変身は、中国が世界2位の経済大国に台頭したことともつじつまが合っている。日本が1980年代に世界2位の経済大国に台頭した(現在は3位)後も、世界ランキングにおける日本企業の地位は上昇した。

それでも次の二つの理由から、今回のランキングの解釈はきわめて慎重に行うべきだ。まず、ランキングのデータはまだ3年分しかなく、トレンドを確認するには不十分であること。

第二に、現在のランキングは将来のランキングを予測する上で確実な材料にはならないということ。2015年のランキングでは中国のスマートフォンメーカーのシャオミ(小米科技)が2位に入ったが、同社は今年のランキングには見当たらない。アップルは2014年のランキングでは圏外、2015年には16位に入り、今年は再び圏外だ。

今のトレンドが今後も続くのか、あと数年、様子を見た方がいい。

編集=森 美歩

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