「サードラブのモバイルアプリと、ウェブサイト上のフィットファインダーを使って、女性は自宅に居ながらにして10分以内に自分にぴったり合ったブラを見つけることができる」とザックは言う。「フィット感を重視することで、当社はすぐに競合他社からの差別化をすることができた。A~Eのサイズ展開のうち40%は、当社独自の2分の1カップ差サイズで売れている」
これまでのところ、顧客からのフィードバックを見るとザックのやり方は上手くいっているようだ。
「この20年で女性が下着に求めるものは変わってきている。女性は美しいだけでなく、一日中つけ心地がいいブラを求めている。サードラブはこれまでにない方法で、形の美しさと機能性の両方を実現しており、そのことは顧客から寄せられるレビューやコメントに反映されている」
「全てのことを一度には実現できない」ため困難にも直面したが、サードラブの共同創業は有益な経験だとザックは言う。
「ゼロから何かを築き上げるのは、とてもやりがいがあることだ」
サードラブでは、現在のベストセラー商品をさらに進化させ、企業の成長を図っていく考えだ。
「ベストセラーの形状記憶ブラは全売上の35%を占めており、返品率は10%を下回る」とザックは言う。「顧客からは、これこそ自分たちが探していたブラだという声が届いている。顧客の要望を反映させて、今後数か月で、この形状記憶ブラの新しいスタイル、色、サイズ展開を提供していく」