英キャサリン妃の「経済効果」は絶大、親子で1兆円規模

Karwai Tang / getty images


ジョージ王子が保育園に通い始めた初日に着ていたキルティングのジャケットは同日以降、売上が440%増加。バラク・オバマ米大統領がケンジントン宮殿を訪問した際にまとっていた白いガウンは写真の公開直後、最も多いときには1秒に1着が売れた。

このガウンを販売するマイ・ファースト・イヤーによると、王子の写真からメーカーが特定された後、わずか1分のうちにガウンは完売。これにより、同社の売上高は750%増。ウェブサイトのアクセス数は500%増えたという。このうちおよそ半数は、米国からの注文だった。

英王室ジャーナリストのトム・サイクスは、「ジョージ王子のファッションがビッグ・ビジネスになった理由」と題した最近のコラムの中で、「“ケンブリッジ公爵一家効果”はそれぞれが選んだアイテムの売上高を大幅に増やすだけでなく、世界のファッションデザインにも明らかな影響を及ぼしている」と指摘している。

キャサリン妃は、現代的な感覚にも完璧にマッチするトラディショナルなデザインを好む。そのためデザイナーたちも、同妃のスタイルをまねたい女性たちの要望に応えようと、そうした傾向をデザインに取り入れているのだという。

編集 = 木内涼子

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