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テクノからチャート、その他の音楽業界に関する執筆を担当。

kenary820 / Shutterstock.com

音楽ストリーミングサービス、スポティファイ(Spotify)の月間アクティブユーザー数(MAU)が世界1億人を突破した。スウェーデン発のスタートアップ企業の同社は記念すべきマイルストーンに到達したと言える。

1億人のユーザーのうち広告が非表示になる有料プレミアムプランに加入しているのは3000万人に過ぎないが、利用者の伸びに比例して、有料ユーザーも増加中という。

アップルミュージックの約7倍のユーザー数

スポティファイは昨年末時点のMAUを8,900万人と報告しており、今回の発表で、顕著なユーザー数の増加を遂げたことが分かる。スポティファイは毎月200万人ペースで利用者を獲得しており、今年前半のみで1,000万人以上が新規ユーザーとして加わった。

スポティファイが1億人を突破するのは時間の問題だったとも言えるが、この数字は同社のさらなる成長を期待させるものだ。このカテゴリーではiHeartRadioのMAUが8,500万人、パンドラが約8,000万人、アップルミュージックが1,500万人という利用者数を公表したばかりだ。Tidal やRhapsodyらは数百万人レベルであり、スポティファイはこれを大きく引き離している。

ただし、スポティファイを筆頭に大規模なユーザー数を抱えるサービスはいずれも、無料ユーザーをメインとしたサービスだ。一方でアップルミュージックやTidalは課金を前提としたサービスであり、無料トライアル期間の経過後は自動的に課金が開始される。

ここ数年でスポティファイはストリーミング業界をリードする存在として台頭し、この分野の成長を牽引してきた。また、資金調達の動きも活性化させ、今年3月には10億ドル(約1,080億円)をデット・ファイナンス(負債として計上される借入金)の形で調達した。この資金で同社は音楽業界との連携強化を行ない、最近ではレディー・ガガの元マネージャーのトロイ・カーターを幹部に起用する動きも見せた。

編集=上田裕資

 

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