特に、アメリカでは「第3の波」と呼ばれる、新手のコーヒー店が次々と誕生している。コーヒーをお洒落に効率よく提供するスターバックスやタリーズといったチェーン店に続く潮流だ。こうした新規店は、新鮮な有機栽培豆を使った飲料を提供することで、コーヒー党を惹きつけている。
なかでも、人気店が集まるのがシリコンバレー界隈。ツイッターなどが本社を置くサンフランシスコには、多くのIT技術者がおり、彼らがコーヒー人気を煽ってきた。「サイトグラス・コーヒー」にはツイッターの共同創業者ジャック・ドーシーが出資している。
データ分析やハッカソン(社内開発イベント)など、IT業界のトレンドを取り入れた商品開発をするベイエリア発のコーヒー店は各地へ進出中。コーヒー業界の革新がますます進むかもしれない。全米マップと各店のカップやロゴとともに17店を紹介する。
1 CAFFE VITA COFFEE ROASTING
カフェ・ヴィータ・コーヒー・ロースティング
シアトル:6店舗、その他6店舗
2 FIVE POINTS COFFEE ROASTERS
ファイブ・ポインツ・コーヒー・ロースターズ
ポートランド:2店舗
3 SIGHTGLASS COFFEE
サイトグラス・コーヒー
サンフランシスコ:2店舗
4 BLUE BOTTLE COFFEE
ブルーボトルコーヒー
サンフランシスコ:10店舗、その他:15店舗
5 VERVE COFFEE ROASTERS
ヴァーヴ・コーヒー・ロースターズ
サンタクルス:3店舗、その他:4店舗
6 GROUNDWORK COFFEE
グラウンドワーク・コーヒー
ロサンゼルス:11店舗
7 CARTEL COFFEE LAB
カルテル・コーヒー・ラボ
フェニックス & トゥーソン:6店舗