自動運転車をめぐる11社の事業戦略〜テック企業編〜

San Jose Mercury News / gettyimages


マイクロソフト

つい先日、事業開発担当バイスプレジデントのペギー・ジョンソンがマイクロソフトの戦略を発表。車の開発計画はないが、ソフトウェアとオペレーティング・システムの提供を行いたい考えを示した。

マイクロソフトは自動車メーカーとの協力経験が豊富で、通信機器を標準搭載したコネクテッドカーのためのプラットフォームについて最大8社と協議を行っており、自動運転車についてはボルボと提携合意に達している。

ウーバー

2015年2月、ウーバーはカーネギーメロン大学と自動運転車の開発で合意に達した。2016年5月にはペンシルベニア州ピッツバーグで、公道での走行テストを実施したことから、取り組みに進展はあるようだ。グーグル、フォード、ボルボ、リフトと共に、同社は自動運転車の実用化に必要な法的枠組みの整備加速化に向けての取り組みを行っている。

ウーバーは近い将来、プラットフォームサービスを提供するだけの今の事業形態から、世界各地で莫大な数の自動運転車を走らせる事業形態へと移行するのではないかという憶測もある。メルセデスあるいはテスラから近いうちに大量の自動運転車を購入するという噂もあったが、同社はこれを否定した。


編集=森 美歩

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