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2016.06.18

実業界の大物10人が大切にする「父の言葉」、それぞれが得た人生の教訓とは

Photo by: Lacy O'Toole/CNBC/NBCU Photo Bank via Getty Images

あなたが父親から学んだ最も重要なことは何だっただろうか。父の日を前に、実業界のリーダーたち10人が語った、それぞれの父親の教えを紹介する。

ウォーレン・バフェット/バークシャー・ハサウェイCEO

「私にとっての最初のヒーローが父だ。いつでも父に対する愛情と称賛の気持ちを持ち、父のようになりたいと思っていた。誰より数多くの適切なアドバイスをくれたのも、誰より支えてくれたのも父だった。あらゆる意味で、私にとって重要な人だった」

「私自身の“得点表”は、人の目に見えるものより心の中にあるものの方が重要だと教えてくれた・・・内なる得点表の成績が良ければ、とても満足のいく人生を送ることができる、と」(「リンクトイン」より)

ビル・ゲイツ/マイクロソフト創業者、ビル&メリンダ・ゲイツ財団共同議長

「子どものころ、両親からは苦手なことにも挑戦するべきだと言われた。水泳やフットボール、サッカーなど、色々なスポーツに挑戦するよう勧められた。そのころは理由が分からず、意味のないことだと思っていた。だが、リーダーシップを取る機会を得たり、自分には苦手なこともたくさんあると自覚させてくれたりする機会になった」(「フォーチュン」より)

メグ・ホイットマン/ヒューレット・パッカードCEO

「“人に親切にしなさい”ということだ。つまらないことのように聞こえるが、父のこの言葉を忘れることはない。10歳のころ、私はある人に対して意地悪だった。そんなとき父から、“どんなときでも、誰に対してでも、意地の悪い態度を取るのは無意味なことだ。そんな態度を取っても、何も変えることはできない。何の得にもならない”と教えられた」(「フォーチュン」より)
 
リチャード・ブランソン/ヴァージン・グループ会長・創業者

「子どものころ、家の中はいつも騒がしかった。母は仕事で忙しく、私は姉や妹といつも暴れ回っていた。父はいつも私たちを支え、穏やかさせてくれる存在だった。父から受けた忠告うち最も重要であり、最もシンプルなアドバイスは、“自分が話す以上に、人の話を聞きなさい”ということだ」(「リンクトイン」より)

メアリー・バーラ/ゼネラル・モーターズ会長兼CEO

「母は世界恐慌の時代に農場で育ち、父はミネソタ州北部の鉄鉱石の採掘が主な産業の地域で育った。両親が私たちきょうだいに教えてくれたのは、“勤勉に代わるものはない”、“遊ぶよりまず働く”という二つのことだ。」(「エスクワイア」より)
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編集=木内涼子

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