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I cover companies and markets in Greater China and Korea.

ファーウェイのリチャード・ユウCEO(Photo by Anthony Harvey/Getty Images for Huawei)

アップルが13年ぶりの減収を発表した1か月後、ティム・クックはCEOとして初めてインドを訪問した。アップルは同社の世界第2の市場である中国でファーウェイ(華為)に敗れ、新たな成長市場であるインドで巻き返しを図ろうとしている。

対するファーウェイも、徹底抗戦の構えだ。同社のリチャード・ユウCEOは「今後3年以内にグローバルでアップルを追い抜き、世界第2位のスマホメーカーになる」と2月に述べた。調査会社Canalysのアナリスト、ウィルマー・アンは、中国以外での高成長は難しいと指摘する。「アップルを抜くためには年率30%以上の成長が必要だが、スマホの販売台数は世界的に鈍化しており実現は難しい」とアンは話す。

インドは来年、世界2位のスマホ市場に

しかし、ファーウェイが隣国インドで成功を収めることができれば目標の達成は現実味を帯びてくる。ガートナーは「インドは成長ポテンシャルが最も大きい市場だ」と先日発表し、モルガン・スタンレーも「インドが来年中にスマホ販売台数でアメリカを抜き、世界2位のスマホ大国になる」と4月に予測している。  

ファーウェイ、アップルともにインドにおけるプレゼンスはまだ無いに等しいが、同国が今後の主戦場になることは間違いない。ファーウェイのコンシューマービジネス・グループのコリン・ガイルスは「中国で得た成功ノウハウをそのままインドに適用できる」と自信をのぞかせる。

ガイルスは、「世界中でインドほど中国と特性が似た市場はない」と述べ、両国ともに国土が広く、市場は多様に細分化され、地域区分の数も似ているなどの共通点を挙げる。また、ガイルスによるとインドは中国と同じくeコマースの市場規模が大きいため、中国で成功した「デュアル・ブランド戦略」が適用できるという。

ファーウェイのデュアル・ブランド戦略とは、4月にリリースした「P9」のような高品質・高価格帯のブランドを主にオフラインで販売し、価格に敏感なユーザー層向けの「Honor」をネット通販で販売するというものだ。この戦略をリードした一人であるガイルスは、以前レノボのモバイル事業でグローバルセールスの責任者を務めた経歴を持つ。

編集=上田裕資

 

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