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編集者/ライター

エッティンガー・ダビドフ / photograph by Kenta Aminaka

その日、「ダビドフ オブ ジュネーブ銀座店」では顧客向けのシガーパーティを開催。店舗の奥ではシガーを片手にホイスガードCEOがゲストと談笑する姿もあった。香りの記憶は、五感のなかでもっとも長く記憶に刻まれる。シガーの香りとともに交わす会話は、より印象深いものになるだろう。

このインタビューにさきがけて飛び込んできたニュースがあった。2016年の4月1日、エッティンガー・ダビドフ社は、15年からブルーベル・グループとのジョイント・ベンチャー契約により設立していたブルーベル・シガー社の過半数の株式を取得。「ダビドフ オブ ジュネーブ ジャパン株式会社」に社名変更した。この理由をホイスガードに聞いた。

「アジアの市場で50年近く事業を展開しているブルーベル・グループが持つ、この地域における専門性は大きな魅力のひとつです。もともとブルーベルとダビドフは40年にわたるパートナーでした。2社がひとつになることにより財務的な強みも大きくなり、ブランド、ブティックへの投資がやりやすくなります。そして、このジョイントベンチャーに投資していることは、今後の最優先順位をアジアにおいていくことの表れです。今後5年間、世界のなかでこの地域がもっとも強い成長を見せると認識しています」

マーケットが拡大の途中である東南アジア、香港、台湾、中国と比較して、すでに成熟した日本のマーケットには特別なアプローチを考えているという。

「日本にはアジアの他国に比べシガーをたしなむ長い歴史があります。アメリカやヨーロッパの諸国に肩を並べるほど、日本はシガーへの充分な経験と知識を持っている。以前、アメリカやドイツでは28歳から35歳の若い男性が、良いワインやスターシェフの料理を楽しむように“たまに味わう楽しいもの”としてシガーを手にしていきました。食とワイン、そしてシガーはよく似ています。日本でもガストロノミーやワインと繋げて、こだわりのある若い方の興味を引きつけていきたいと思っています」

エッティンガー・ダビドフ◎1875年から現在まで創業者一族により経営。年商は12億3,000万スイスフラン。スイス国内での一般消費財の販売と、中核事業として高級ブランドシガー、たばこ製品およびアクセサリーの製造販売。「収穫地と店舗を直結させる」という理念のもと、ドミニカ共和国、ホンジュラス、ニカラグアのたばこ農園から、世界70店舗以上のダビドフ旗艦店ネットワークを垂直統合して事業を展開。

編集=青山鼓

 

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