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ほかにも、菌や悪臭への対策として機内に空気清浄機を導入したり、退屈な旅を快適にするべく車窓をAR(拡張現実)によるアトラクション風にしたり……。このアトラクションにスポンサーがつけば、利用者は旅券すら買わなくて済むかもしれません。

つまり、課題があろうとも、それを解決するためのアイデアと、それを実現するテクノロジーは無数にあるのです。だからこそ、私たちはできる限り、オープン・ソースを利用しつつ、自立可能な企業を目指しています。これが、新時代の会社のつくり方ではないでしょうか。

--ハイパーループ開発における最大の課題とは何でしょうか。

やはり、「ビジネスモデル」でしょう。課題は、テクノロジーではありません。利益をどう出すか、にあります。そのためには、利用者が何度も利用したくなるよう、安全性や利便性、資源の節約などの問題を解決する必要があります。

でも、「テクノロジー」できっとそうした課題も解決できるはずです。

ダーク・アルボーン◎ハイパーループ・トランスポーテーション・テクノロジーズの共同創業者兼CEO。連続起業家として複数の会社経営に携わったのち、クラウド型インキュベータ「ジャンプスタートファンド」を創設。HTTも同ファンドから派生したプロジェクト。現在は520人以上の社員を抱える同社を率いて、米国やスロバキアで開発を指揮する。

文=Forbes JAPAN編集部

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