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Keystone / gettyimages

エアビーアンドビーの宿泊者に対する差別問題が連日報道されている。米ミネアポリスで宿泊先を探していたTV脚本家のシャーディー・ペトスキー(Shadi Petosky)が、ホストに自身がトランスジェンダーである事を伝えたところ、宿泊を拒否されたという。ホストの女性は思春期の息子に自分の家で「不快な思い」をさせたくなかったと6月6日にツイートしている。

「トランスジェンダーの人々が子供に有害だという発想は、本当に酷い。私は現在、子供向けのエンタメビジネスに携わっていますが、こうした考え方は私から仕事を奪う可能性をはらんでいます」とペトスキーはフォーブスの取材に対して答えた。

相次ぐ黒人の宿泊拒否

今回のペトスキーの一件は、Airbnbが差別問題で受けて来た告発のほんの一例に過ぎない。先月、ワシントンD.C.在住の黒人男性、グレゴリー・セルデン(25)は、人種差別によって宿泊を拒否されたことに対しエアビーアンドビーを相手取り訴訟を起こした。訴状によると、宿泊を拒否されたのを不審に思ったフェイデンが後で確認したところ、彼が申請していた期日は予約可能になっていたという。そこで彼が白人を装い、申請を行ったところ予約は受け入れられたという。

また、シェービング用品のオンラインショップ、Wet Shave Club創業者のローアン・ギルクス(Rohan Gilkes)も、宿泊を拒否された自身の体験をオンラインコミュニティー「Medium」に投稿し話題になった。予約不可だったギルクスは黒人だが、白人の友人は同じ期日で同じ宿泊先をブックすることが出来たと言う。

ハーバードの調査でも「黒人はエアビーで拒否されるケースが多い」

ハーバード・ビジネススクールが最近実施した調査によると、エアビーアンドビーを利用して宿泊先を探すゲストらは、名前からアフリカ系アメリカ人だとわかる場合は、白人と比較して、宿泊を許可される割合が16% 低下することが明らかになった。

フォーブスはエアビーアンドビーに対しコメントを求めたが、回答は得られていない。 サイト上に記載された同社のポリシーとしては、ホストはいかなる場合にもゲストに対する差別的発言や行動を慎むよう促されている。

またエアビーアンドビーは米国のホストに対し米国障害者法(ADA)と米公正住宅法(FHA) の順守を求めている。FHAは住宅取引に於ける人種に基づく差別の禁止について包括的かつ具体的に網羅している。エアビーアンドビーも自社サイトで次のように述べている。「ホストの皆様には利用者のあらゆる権利への配慮をお願いいたします」

現在、エアビーアンドビーでは部屋の登録が200万件を超え、利用者は6千万人を超えている。この問題を根絶するのは至難の業なのかもしれない。

編集=上田裕資

 

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