エンターテインメント企業アトムファクトリー(Atom Factory)を立ち上げたカーターは、レディー・ガガを世に送り出した後、メーガン・トレイナーやチャーリー・プースのマネジメントを行っている。スポティファイはカーターを同社のクリエイター部門の責任者に起用したことをReCodeの取材で認めた。
カーターはスポティファイに初期段階から出資していたため、衝撃的というほどのニュースではない(彼は他にもウーバーやエアビーアンドビーにも出資している)。2015年9月に行われたTechCrunch Disruptでは「テイラー・スウィフトがスポティファイから全楽曲を削除したことは間違っている」と、スポティファイを擁護する発言もした。
スウィフトが問題視したのは、広告を表示する代わりにユーザーに音楽を無料で提供するスポティファイのビジネスモデルだ。同社は月額およそ10ドル(約1,070円)で広告を表示しないようにできるフリーミアムの形をとっている。