空き家増加し、価値が下落するのが既定路線である住宅を、はたして買ってもいいものだろうか。ほどんどの住宅はこれから時間をかけてその価値をドンドン下げ、中には無価値のものも出てくる。なかには「タダでもいらない」とそっぽを向かれるものも出てくるだろう。
一方で価値が落ちないもの、中には今より価値を上げるものも出現する。たとえば同じ沿線にある隣同士の駅であっても、将来には大きな格差が広がる可能性が高い。また築30年でも50年でも価値を保ち続ける、中には価値を上げるものも住宅も出てくるだろう。今後の不動産市場は非常に極端な3極分化が始まる。
※東京都市圏における鉄道沿線の動向と東武伊勢崎線沿線地域の予測
東武伊勢崎線沿線地域の予測・分析(国土交通省 http://www.mlit.go.jp/common/000997670.pdf)
次回(7/4公開)はよりミクロに、価値の落ちない、落ちにくい不動産の選び方を説明する。