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テクノからチャート、その他の音楽業界に関する執筆を担当。

アデル(Photo by Mike Marsland/WireImage)

全世界で空前の大ヒットを記録した、アデルの約5年ぶりのアルバム『25』の昨年11月のリリースから約半年が経過した。セールスは一時的に鈍化したものの、その後持ち直しており、今後もこのアルバムが達成した記録が塗り替えられることはないだろう。

昨年11月にリリースされた『25』は、発売直後に全米で744万枚を売上げ、ストリーミング回数(1500回でアルバムセールス1枚分)とシングルの売上げ(1曲のダウンロード10回でアルバム1枚)を含め、2015年だけで売上800万枚を達成。発売わずか1か月にしてアルバム売上年間首位の座を勝ち取った。

今年1月には、全世界で通算1,500万枚の空前の大ヒットを記録し、5月現在で1,800万枚を突破し、さらに売り上げを伸ばしている。ここで注目すべきは、いまだに『25』を購入する人々が後を絶たないという事実だ。ビルボード・アルバムチャートでは、5月に入って14位まで順位を下げたが、第4週には再びトップ10に返り咲いた。

世界ツアーとの相乗効果でさらに売れる

デビューアルバムの『19』(2008年)、セカンドアルバムの『21』(2011年)、今回の『25』(2015年)が全てアルバムチャートで首位を獲得した実績を持つアデルにとって、トップ10はもはや定位置なのだ。その証拠に、リリースから半年が経つ現在までに『25』がトップ10から外れたのはたったの2度だけで、その後は、またトップ10におさまっている。

2016年になって100万枚以上を売り上げたアルバムはアデルの『25』と、ドレイクの『ヴューズ』のみだ。『ヴューズ』は、5月後半からアルバムチャート首位を獲得しており、その猛烈な人気は今後しばらく衰えそうもない。

アデルは現在『25』のプロモーションに全力で取り組んでおり、その効果はアルバムの売上げに見事に反映されている。昨年末、米NBC が放映した1時間のスペシャル番組で、アデルは大ヒットした代表作をはじめ、ニューアルバムからも何曲かの楽曲を紹介し、同番組は高視聴率を叩き出した。

これを受け先日NBCが再放送した番組では、前回の未公開映像もいくつか紹介された。また、2月の北アイルランドを皮切りに始まった世界ツアーでは、訪れる先々で高い評価を得ている。アデル本人の屈託のないコメントやファンとのやり取りが毎週の様にブログで紹介され、更にそれを見た人々がアルバムを購入するというパブリシティー効果も生んでいる。

アデルの前回のアルバム『21』は、全米、全英チャート他、全世界20カ国で1位を獲得、3つのギネス記録に認定されるなど、歴史的快挙を達成した。数か月後に控えた2017年第59回グラミー賞候補の選考を射程に入れ、アデルの快進撃はさらに続いていく。

編集=上田裕資

 

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