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テクノからチャート、その他の音楽業界に関する執筆を担当。

Gil C / Shutterstock.com

音楽ストリーミング大手スポティファイ(Spotify)が5月26日、プレイリストを指定して広告を流せるサービスを発表した。スポティファイのプレイリストはここ数年で人気が急上昇しており、その数も何倍にも増えている。

このサービスを最初に利用した企業が韓国の起亜自動車だ。同社は数年前から販売中の車種、スポーテージ(Sportage)の新型モデルの斬新さをアピールしたいと考えていた。そこで「ニュー・ミュージック・フライデー」というプレイリストへの出稿を決めたという。このプレイリストは注目の新曲を毎週更新し、スポティファイのプレイリストの中でも特に人気が高い。何百万人ものユーザーが頻繁に聴くプレイリストに広告を出せるとなれば、広告主は気前よく料金を支払うだろう。

韓国、起亜自動車のプロモーションが好評

スポティファイの広報によると、プレイリストを使った起亜自動車のキャンペーンは認知度を高めるという意味では大成功をおさめた。ニュー・ミュージック・フライデーを聴いてユーザーは新型スポーテージについてさらに知りたいと感じ、クリック率はキャンペーン全体の広告クリック率の2倍になった。

プレイリスト広告には様々な可能性がある。ワークアウト中に聴くためのプレイリストなら、ジムやエクササイズ用品の宣伝にうってつけだ。爽やかな音楽を集めたプレイリストで、島への旅行を提案するのも良いかもしれない。

新サービスはSpotifyの更なる売上増加につながる。同社はリスナー数を9,000万人以上としているが、有料会員はそのうちわずか3分の1だ。残りの3分の2の無料会員に対しては、楽曲の間に広告が入るようになっている。有料会員と比べて売上への貢献度が低い無料会員から少しでも収益が上がるようにするのは同社にとって理にかなっている。

スポティファイのブログによると、プレイリスト広告は現在アメリカとイギリスのみで提供されているが、「今年中に他のマーケットにも導入したい」としている。

編集=上田裕資

 

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