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August_0802 / Shutterstock.com

米スポーツ用品店大手のスポーツオーソリティの顧客たちは今年3月、同社が連邦破産法第11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請したときも、間もなく同社が“消滅する”とは思いたくなかったはずだ。同業のアンダーアーマーも、恐らく同じ思いだっただろう。

アンダーアーマーは5月31日、2016年第2四半期と通期の業績見通しを下方修正した。米連邦破産裁判所が先ごろ、スポーツオーソリティの事業再建ではなく清算を承認したことを受け、明らかにした。スポーツオーソリティが破産申請を行った当初、アンダーアーマーは自社の業績への影響はないと述べていた。

しかし、同日の発表によると、アンダーアーマーは今年第2四半期に2,300万ドル(約25億2,130万円)の減損費用を計上する見通しだ。通期の売上高で、スポーツオーソリティでの販売を通じて見込んでいた1億6,300万ドルのうち、実際に計上できるのは4,300万ドルにとどまる見込みだ。修正後の通期の売上高は49億2,500万ドルと予想。前回のガイダンスで示した50億ドルをわずかに下回った。また、4億4,500万ドルとしていた通期利益は、4億4,400万ドルに修正した。

アンダーアーマーのケビン・プランク会長兼CEOは同日に発表した声明で、スポーツオーソリティの清算が2016年通期の業績に及ぼす影響は避けられないものの、大きな打撃にはならないと説明。「我が社にはかつてないほどの勢いがあり、成長を持続している。すべての分野、すべての地域で(当社製品の)需要が増加している」と述べた。

同社はNBAのステファン・カリー、プロゴルファーのジョーダン・スピース、プロ野球選手のブライス・ハーパーなどをはじめ、数々の有名選手とも広告契約を結んでいる。

編集 = 木内涼子

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