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I cover digital trends in travel, media and entertainment.

Robert Kneschke / shutterstock

パーティーシーンで活躍しそうな音楽アプリが「Flo(フロー)」だ。最大10人がプレイリストを共有可能で、各メンバーのiPhoneからの曲の追加や、スポティファイやサウンドクラウドの楽曲の再生に対応する。このアプリは私たちの音楽との関わり方を変えるかもしれない。

従来の音楽アプリはパーティーなどのイベントの場で使用するには今ひとつ不便だった。ホストがあらかじめプレイリストを準備しておいても、曲を雰囲気に応じて変更するのはひと手間かかるし、全員を満足させるのは至難の業だ。モバイルデバイスをブルートゥースでスピーカーにつなげて音楽を流すこともできるが、好みの音楽をかけようと奪い合いが始まることもある。

こういった問題を解決するのに有効なのがクラウドやWiFiを利用してプレイリストをクラウドソーシングするFloだ。参加者はアプリをダウンロードして、そのイベント専用のプレイリストに加われば、好みの音楽を追加して楽しめる。

創業者のアレックス・オバーマン(Alex Oberman)はFloについて「このアプリはパーティー以外に自動車での長旅や、ピクニックなどで使えるほか、私は友人とジョギングする時にも使っています」と語る。

音楽業界のデジタル化に詳しいマギル大学のJuiRamaprasad教授は「音楽は本質的に社会的利益を備えています。友人の間に一体感を生み、知らない人同士を結び付けます。フローはテクノロジーを利用して音楽を通じたつながりを促進するのです」と太鼓判を押す。

Floにはドックとシンクという2つのリスニングモードがある。ドックでは1つのスマホをスピーカーに接続する。シンクではプレイリストの参加者全員のスマホから同時に同じ曲を流して楽しめる。

音楽とテクノロジーに詳しいバンド、ワイルドライフコントロール(Wildlife Control)のニール・シャー(Neil Shah)は「Floは音楽のエクスペリエンスを向上させます。音楽業界では大勢が一緒に音楽を聴く方法がほとんど進化していませんでした。Floのプレイリストはまるで誰でも音楽をかけられるジュークボックスのようで、人々が集まって音楽を聴くときに最適です」と言う。

プレイリストをクラウド化するアプリは他にもある。例えば「アンプミー(AmpMe)」が挙げられるが、プレイリストを編集できるのはホストに限られている。

Floは現在iPhone版のみで、対応するストリーミングサービスはスポティファイとサウンドクラウドのみだ。オバーマンは「アンドロイド版や他のストリーミングサービスへの帝対応も進めていきたい」としている。

楽曲使用料についてFloは、プレイリストに同時に参加できるスマホを10台に限定することでクリアしているという。しかも、ストリーミングにログインさせることで、楽曲が流されればアーティストにロイヤリティが支払われる。イベントにおける音楽の楽しみ方を変えるアプリとして注目したい。

編集=上田裕資

 

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