自身の体験に基づいて国内・海外の「不動産投資」を解説


3. 相場環境に一喜一憂しなくて良い

東京の都心のワンルームマンションの賃貸需要は極めて安定しています。都心の中古ワンルーム物件の空室率は管理会社によっても異なりますが、低いところになると1%前後。ほとんど満室と言って良い状態です。

私も保有している物件が空室になったことがありましたが、2週間足らずで新しい賃借人が、決まり同じ家賃で入居しています。株価のように日々変動することなく、安定的な収益を稼いでくれるのが不動産の特徴であり、魅力なのです。

もし日経平均が半値になったとしても、ワンルームマンションの家賃はほとんど下がることは無いと思います。実際、リーマンショックの時も賃貸用の物件の家賃はほとんど下がることは無かったのです。また物件価格に関しても株価の変動に比べれば小さなものに留まるはずです。

4. 毎月のインカム収入が手に入る

賃貸不動産物件は卵を産むニワトリに例えられます。ニワトリを食べてしまうと卵が無くなってしまいますが、卵だけを食べていれば、ニワトリが死なない限り困ることはありません。

株式の値上がり益のように、利益が得られてもそれが継続するかどうか不安定なら、使ってしまうことに抵抗があると思います。しかし、インカム収入が安定していれば、将来のキャッシュフローに不安が無くなりますから、今月のインカムを今月使ってしまっても良いのです。

5. 日本政府と同じポジションを取る

借入を使って資産形成していくことには、将来のインフレリスクに対するヘッジとしての機能です。現在、日本政府の債務残高は約1,300兆円となっており、この状態を改善するには、収入を増やすか、支出を減らすか、インフレにするか。この3つの道しかありませんが、消去法でインフレしか手段は無くなる可能性が高いと考えます。

長期的にインフレにする、あるいはインフレになってしまうリスクを軽減するためには国と同じポジションを取ることが大切なのです。国が年収50兆円で1,000兆円の借金を抱えている状況なら、自分も年収500万円で1億円の借金をする方が、安心とも言えるのです。

文=内藤 忍

不動産

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