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ボッテガ・ヴェネタの カルロ・アルベルト・ベレッタCEO (photograph by Tadahiro Miki)

昨年1月に、ボッテガ・ヴェネタのCEOに就任したカルロ・アルベルト・ベレッタ氏。創業50周年という節目の年でもある2016年、本格的に始動するベレッタ体制について聞いた。

東京・銀座の日本オフィスに現れたベレッタ氏は、上品なグレーのスーツを着こなし温かな微笑みをたたえた好人物だった。ブランドの洗練された世界観を自ら体現したようなこの新CEOに、さっそく昨年1年間の手応えから尋ねてみた。

「最大の成果は、今までレザーグッズのひとつだったシューズ部門を大きく成長させ、独立したカテゴリーとして確立できたことです。また、中東の店舗をフランチャイズから直営に切り替えたため、流通・小売りのグローバルなコントロールがさらにしやすくなりました。そして何といっても、欧州・米国・日本などにおけるローカルな顧客の復活が顕著です。特に欧州では、不透明な経済状況が続くなかで、力強い売り上げの伸びが見られました」

ベレッタ氏が語るように、ボッテガ・ヴェネタの昨年の売上高は12億8600万ユーロ、前年比で103.2%の伸びを見せ、変わらず好調を維持している。なかでもシューズビジネスは、レザーグッズ全体が1桁成長の中で突出した2桁の成長を記録した。

水平拡大と垂直深化を同時に目指す

「2015年は“進化への準備の年”だったとも言えます。将来を見据えた新しい戦略を立てられたからです。この1年間、私はブランドの哲学に近づき、理解することに努めてきました。つまりクリエイティブ・ディレクターのトーマス・マイヤーが強化してきた4つの柱である、卓越した職人技、最高級の素材、現代的な機能性、そしてタイムレスなデザインとはどのようなものか。これらを十分に理解したうえで、ブランドの成長をけん引してきたレザーグッズにおける顧客とのエクスクルーシブな関係を、他のライフスタイルカテゴリーまで広げていくことに決めたのです」

今年、2016年はブランド創業50年周年、トーマス・マイヤーが加わって15年となる。その節目の年にあたり、極めて順調なスタートを切ったベレッタ体制も、いよいよ本格的に始動する。

友永文博=文 三木匡宏=写真 高城昭夫=編集

 

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