新たな演劇スターを育む「スマホ芝居小屋」
演劇版「Hulu」。「観劇三昧」は、月額980円で演劇が見放題のアプリ&ウェブサービスだ。登録劇団数は90を超え、全国で公演された約300作品が配信されている。
代表の福井学が初めて演劇に触れたのは2009年。以降、年間200公演に通い詰めるなかで、劇団の苦しい資金繰りや、劇団員が表現者として報われない状況を知り、公演以外のマネタイズを模索した。
三方よしのプラットフォームが劇団文化を支え次のスターを生む。
ネクステージ@大阪府大阪市
2013年に「観劇三昧」を開始、アプリDL数は5万超。英語版もリリースし海外展開も見込む。劇団には配信費用の負担はなく、動画の再生数に応じて収益の7割が比例分配される仕組み。