テクノロジー

2016.05.27 10:00

地域の魅力はGoogle Mapではわからない!古地図アプリ

左は1844年に描かれた江戸古地図、右は1929年の鳥瞰地図。どちらも中央やや下に、GPSが示す現在地が、青い丸で表示されている。

左は1844年に描かれた江戸古地図、右は1929年の鳥瞰地図。どちらも中央やや下に、GPSが示す現在地が、青い丸で表示されている。

起業家から、NPO、大学、老舗企業まで、住民総出の街づくり。あなたの街でも、すぐに真似できるモデルがあるかもしれない。全国23拠点を持つトーマツベンチャーサポートからの協力を得て編集部で厳選した、今、最もおもしろい地方のアイデア集。

古地図の上を歩けるアプリ

右は、「善光寺から上林温泉千壽閣へ御案内」と題された1929年の鳥瞰地図。左は、1844年に描かれた江戸古地図。どちらも中央やや下に、お馴染みの青い丸が鎮座するのにお気づきだろうか。そう、GPSが示すあなたの現在地である。

「ちずぶらり」は、古地図やイラストマップにGPSを組み合わせたサービス。「地域の魅力はグーグルマップではわからない」と、代表の高橋真知。

キーワードはオープンデータ。図書館などに所蔵されている著作権が切れた古地図をはじめ、イベント情報などの公開情報をフル活用し、地図を通して地域の魅力を発信する。

オープンデータと民の融合は「地方活性化モデル」のひとつの解だ。

ATR Creative@京都府相楽郡
2005年創業、地図・位置情報技術サービス会社。代表の高橋真知は、日本におけるオープンデータの旗手であり、関西を中心に、アイデアソンやハッカソン、シンポジウムなどを多数主催。

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フォーブス ジャパン編集部 = 文

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