独自のDNA、RNA操作技術を提供
生物研究で「最上位にある基幹技術」とされるゲノム編集。DNAやRNAの塩基配列を特異的に改変することで、再生医療や遺伝子治療での利用のほか、植物育種のための農業分野での応用、医薬品、バイオエタノール開発など、様々なジャンルへの応用が期待される。
九州大学農学研究院准教授の中村崇裕は、植物に多く含まれるたんぱく質遺伝子PPRを基にした工学技術を発見。ゲノム編集の事業化に成功した。
エディットフォース@福岡県福岡市
2015年に設立された九州大学アグリ・バイオ研究施設内にある研究所。ここでは生物研究と産業の革新に貢献するため、DNAおよびRNA編集のための先進的な技術の開発に注力している。