豪華絢爛! ドバイの大富豪が愛するファーストクラス誌上搭乗

専任バーテンダーのいる機内ラウンジには、さまざまなアルコールやカナッペが揃う。<br />座り疲れた足を伸ばしがてら軽く一杯、なんていうのも楽しそうだ。(※日本路線には就航していないA380で利用可能)

アラブ首長国連邦ドバイを拠点とするエミレーツ航空は、世界で最も高級なエアラインのひとつ。“エコノミー症候群”なんて言葉とは無縁のラグジュアリーな空の旅とは、どのようなものなのか。富豪御用達のファーストクラス・プライベート・スイートに乗ってみよう。

一度でいいから乗ってみたい憧れの空間

もはやこれはホテルのスイートルームだ。エミレーツ航空のファーストクラス・プライベート・スイートには、あらゆる贅沢が詰まっている。パーテーションで仕切られた完全なプライベート空間の中に備えられた、ふかふかのシートと大画面のハイビジョン液晶スクリーン。シートはフルフラットにしてベッド仕様にもなり、客室乗務員がベッドメイクをしてくれる。

食べ物や飲み物を好きな時間に好きなだけ注文できるサービスが、さらに特別さを演出する。機内食はルームサービス仕様。プレミアムクラスでは種類豊富なアルコールも、すべて無料で楽しめる。そのほか、プライベート・スイートにはミニバーや化粧台から、ブルガリのアメニティー・キットもついている。さらには機内前方にスパまであり(※日本路線には就航していないA380のみのサービス)、長旅の途中でシャワーまで浴びることができる。

自由気ままに過ごせる豪華な空の旅。こんなに快適な空間ならば、何十時間でも乗り続けたくなってしまうだろう。

まずは機内やシートに注目
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機内の天井は、昼間の青空から満天の星が輝くドバイの夜空へとゆっくり変化。体内時計を到着時間に合わせられ、時差ぼけを軽減する効果がある。

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各シートには27インチのハイビジョン液晶スクリーンが。映画や音楽、ゲームからBBCニュースまで2,500種類ものチャンネルを楽しめる。

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パーテーションで仕切られたプライベート・スイートは、シートを倒してフルフラットに。まるで自宅にいるかのようにくつろげる。

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編集=大木戸 歩

この記事は 「Forbes JAPAN No.24 2016年7月号(2016/05/25発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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