ストリーミングPandoraが身売りへ アップルも買い手候補に浮上

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パンドラに近い筋からはマイスターの怒りは当然だと見る声も出ている。5月17日朝、サントラスト社のアナリスト、ボブ・ペックは「我々は全く驚いていません。直近のリポートでもパンドラには M&Aや投資家らによる介入が必要だと述べました」と語った。

ペックによると、パンドラの買い手候補の筆頭には、リバティメディアが挙げられるという。同社はネットラジオ大手のSiriusXMやライブ・ネーションの支配権を握っている。また、競合のSpotifyや通信事業者の AT&T、ベライゾンも関心を示すかもしれない。

さらに、可能性は低いかもしれないが、アップルやサムスン、グーグル、アリババ、フェイスブック、そしてツイッターが関心を持つことも考えられる。

「我々としては今回のニュースで株価が落ち着きを取り戻すことを期待しています」とペックは付け加えた。そして、彼の期待通りパンドラ株は17日朝、前日を5%以上も上回る価格で取引が始まった。

編集=上田裕資

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