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市場とジェネレーションYのお金に関する差し迫った問題に注目

Twinsterphoto / shutterstock

音楽ストリーミングサービス、パンドラ(Pandora)の運営元、パンドラメディアの株価は昨年41%下落した。回復の見込みが無いなかで、同社の株主らは頭を抱えている。

パンドラ社に宛てた非難の書簡で、著名投資家でカール・アイカーンの弟子としても知られるキース・マイスターは、同社に身売りを迫っている。

マイスターが率いる投資ファンドのコーベックス・マネジメントは5月16日夜、パンドラ株の株式シェアを2.1%から8.3% に増加させたと発表。追加購入したコール・オプションも含めれば、持ち分は9.9% に達し、筆頭株主となったコーベックス社は売却への動きを開始した。

アイカーンの弟子が経営陣を無能と非難

パンドラ社役員会に宛てた書簡でマイスターは「パンドラ社は株主らの利益を考えず、コスト高で方向性の定まらないビジネスに進んでおり、その事を非常に憂慮している」と述べた。

マイスターはパンドラ株が2011年のIPO以来、低迷を続けていることを非難した。さらに、昨年10月にパンドラが4億5000万ドルでチケットサービスTicketflyを買収した件も「理解に苦しむ」と指摘。投資家とのコミュニケーションも円滑でないとした。

「状況が悪化する中で、新たにCEOに就任したティム・ウェスターグレンの声明からは、危機感が感じられません。株主らに対し価値を提供する意欲が見られず、同社の不安定なビジネスモデルを変えようともしていません」とマイスターは述べた。

マイスターはウェスターグレンの最近の発言を引用し、彼の論点を強調した。ウェスターグレンCEOは直近のインタビューで冗談混じりに次のように述べていた。

「もし、会社を売ろうとしていたら、大金をはたいて別会社を買収したり、新たなCEOを任命したりはしないだろう」「CEOの仕事というのは、バンドをマネージメントするようなもので、成功の可能性はほとんどゼロに近い。それは本当にクリエイティブな作業で、アーティストとしての困難に直面する。貧乏なのは当たり前。金銭的なストレスを感じるのは当たり前なんだ」

マイスターはパンドラの役員らが株主に対し、「酷い仕打ちをしようとしている」と結論づけている。「彼らが今後も別事業の買収を続け、株主らがパンドラに支払った金額から目をそむけながら金を使い続けるのならば、最悪な事態を迎えるだろう」

編集=上田裕資

 

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