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ヘルス、サイエンス担当。

女優ケイト・ハドソン(Photo by Robin Marchant/Getty Images)

「互いのやる気をどう引き出すか、自分のやる気をどう高めるか。それをどうやって楽しむか」これが、ハリウッド女優ケイト・ハドソンの仕事と人生の哲学だ。

2013年に共同創設したフィットネスウェア・ブランド「ファブレティックス」の顔として、彼女は実業界でも知られた存在だ。同社は2015年、売上高1億5,000万ドル(約163億ドル)を達成。その大部分はネット販売によるものだが、実店舗も7店あり、今後さらに増やす予定だ。

2016年のフォーブス女性サミットでハドソンは、自らのビジネスについて、そして心の健康の“鍛錬“について語った。多くの場合、この2つは密接に関係している。「私たちは多くのストレスを抱え込みながら、それを自分で認めないことが多くある」と彼女は語った。「でも、それを受け入れて自分に正直になることが、やる気を高める最初のステップだと思う」

ハリウッドの仕事に加えて、ハドソンはファブレティックスに対する批判の声にもさらされた。親会社ジャストファブと共同で行った、定期購入プログラムが原因だ。だが彼女は私生活や仕事上の難題を脇に押しやることなく、受け止めている。「女性は本当に多くのものを抱え込む」と彼女は言う。

しかし、それをなんとかやり遂げることは、単に“耐え抜く“ことではない。心の健康とは多くの場合、「数日間、落ち込むことを自分に許して、そこから再び這い上がること」を意味すると彼女は考えている。

明るいイメージのあるハドソンが“闇”を受け入れているというのは意外に思えるかもしれないが、彼女は演後のインタビューでこう語った。「映画『インサイド・ヘッド』を見たでしょう。ヨロコビは、カナシミなしには存在しない」と彼女は説明する。「誰かがそこに座って『こっちにおいで!』と言っていて、でも自分は『放っておいて!』と思う。そのバランスが必要なの」

講演のタイトルは「幸せを手にすることの大変さ」だったが、ハドソンはそれよりも心の健康に重点を置いていた。喜びやバランス、そして平穏だ。「一人の人の幸せが、もう一人の人の幸せにはならない」と彼女は言う。「自分以外の人のために、幸せを探してあげることはできない。幸せには決まりがないから」

編集=森 美歩

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