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2016.05.14 16:00

インスタグラムだけではない──ロゴ変更は企業の「決意表明」、各社の新旧デザインを紹介

credit: instagram

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画像共有アプリのインスタグラムは5月11日、ビンテージカメラをモチーフにした従来のロゴを、よりシンプルでカラフルなデザインに変更した。
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ポラロイドカメラも思わせるこれまでのアイコンを変えたインスタグラムには、批判の声も相次いでいる。だが、すでに消費者の間に浸透した自社ブランドのロゴをシンプルなものへと変更した企業は、同社以外にも数多くある。ミニマリズムを追求し、より洗練されたロゴへの変更を行ったブランドと、その新旧デザインを紹介する。

グーグル

グーグル
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グーグルが1997年に発表した最初のロゴは、上下から圧縮したような立体的な文字が並ぶデザインだった。同社はその後、カラフルな色使いは残したまま、より現代的でシンプルな文字デザインへの変更を行った。

任天堂

nintendo

任天堂は1889年に花札を製造する会社として創業後、その他のカードゲームを手掛け、後にビデオゲームの開発・販売に移行した。1950年代に使用されていた同社のロゴには、スペードの図柄と旧社名が記されている。

マクドナルド

マクドナルド

マクドナルドのロゴは1950年代、顔がチーズバーガーのキャラクター、「スピーディー」をモチーフにしたものだった。1960年代になると同社はそのロゴを大幅に刷新。現在では世界中で最もよく知られている象徴的なロゴ、「ゴールデンアーチ」を採用した。

その他以下の各社は上部ギャラリーに掲載。

アップル
スターバックス
コカ・コーラ
セガ
ドリトス
キャノン
エアビーアンドビー
任天堂
ペプシ
ピザハット
ウーバー
フォルクスワーゲン

ロゴ変更の理由

インスタグラムのデザイン部門を率いるイアン・スパルターはデザイン変更の理由について、オンラインプラットフォーム「ミディアム(Medium)」の投稿の中で、次のように語っている。

「(従来のアイコンは、インスタグラムユーザーの)コミュニティーを反映したものではないような気がし始めていた。もっと良いものにできると思った」

インスタグラムは自社サービスを利用する人たちの多様性をより適切に表現することを目的に、ロゴの変更に踏み切った。一方では任天堂のように、扱う製品の変化に伴い、デザインを変える場合もある。新しいロゴは、たとえ反発を買うことになっても進化に向けての自らの意思を示そうとする、企業の決意の現れともいえるだろう。

編集 = 木内涼子

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