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テクノロジー、eコマース担当ライター。

ピーター・ティール(Photo by Neilson Barnard/Getty Images for New York Times)

テクノロジー業界はドナルド・トランプの強力な支持母体とは言い難いが、少なくとも一名のシリコンバレーの大物投資家が、彼の味方についたことが明らかになった。

ペイパルの共同創業者でフェイスブックの役員会メンバーでもあるビリオネア、ピーター・ティールがその人だ。ティールはサンフランシスコでトランプを支持する代議員リストに名を連ねていることが5月10日、明らかになった。

リバタリアン的思想で知られるピーター・ティールは過去にも共和党を支持し、2012年にはロン・ポールやテッド・クルーズに多額の献金を行った。また、元ヒューレット・パッカードCEOのカーリー・フィオリーナの政治活動特別委員会(スーパーPAC)にも200万ドルを投じていた。フィオリーナは今回の大統領選でトランプの対立候補となったテッド・クルーズの副大統領候補でもあった。

ティールは6月7日開催の予備選挙で正式に代議員に任命されると見られる。フォーブスはティールの代理人にコメントを求めたが、現時点で回答は得られていない。

シリコンバレーのリーダーらはトランプに対する嫌悪感を露わにしている。ティールと並び、フェイスブックの役員会メンバーを務めるベンチャー投資家、マーク・アンドリーセンはツイッターで頻繁に反トランプの発言を行なっている。また、ペイパル時代にティールの同僚だったキース・ラボアはトランプを「日和見主義の詐欺師」と罵り、トランプの対立陣営に資金を注いできた。

ティールはフォーブスの推定で27億ドルの資産を持つ、物言う投資家として有名だ。近年は20歳未満の大学生らに大学を辞めて起業することを促す「20アンダー20」財団を設立した。

彼はまた“海の上の独立国家建国”を目論むシーステディング研究所(Seasteading Institute)の共同創設者としても知られ、技術的にも法的にも財政的にも完結した自治国家の樹立を目指している。

編集=上田裕資

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