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I cover health, medicine, psychology and neuroscience.

margouillat photo/shutterstock

私たちの体の中にある臓器はすべて、それぞれが重要な役割を果たしている。だが、それらの中で圧倒的な重要性を持つのが「脳」だ。

それは、脳は私たちが眠っている間を含めて常に休むことなく、非常に活発に働いているからだ。脳は大量のエネルギーを消費し、機能し続けるために一定の量と種類の栄養素を必要とする。

その脳をいかに健康に保つかについて、私たちの間にはいくらかの誤解があるようだ。例えば、オメガ3のサプリメントやグリーンスムージーは脳に良いといわれている。だが、優れた栄養素ではあっても、これらが実際に脳に良いことを示す証拠はほとんど得られていない。私たちの脳を助ける科学的証拠が示されているものとは何だろうか? すでに明らかになっている7つの習慣のうち、食事にまつわる3つを紹介する。

1. 脳に良い食品を取る

脳は大量のエネルギーを必要とする。臓器の中で最も多くのグルコースを消費するのは脳だ。実際、人間の体のうち脳が占める割合はわずかな容量である一方、体が摂取するエネルギー源の約20%は、脳が消費している。

考える、学ぶ、記憶する、体の機能を管理する、これらはどれも大変な仕事だ。すべてを司る脳が、大量のエネルギーを消費するのは不思議なことではない。

問題となるのは、脳の栄養源である砂糖の質と量だ。高度に加工された炭水化物は消化吸収が速く、摂取すると「血糖値の急上昇と急降下」を起こす。一方で、未加工の食品を食べた場合はゆっくりとした安定的な上昇になるため、一定のエネルギー源が維持された状態を作ることができる。こちらの方が、脳にやさしい栄養源だといえる。しかし、果糖(フルクトース)の場合は大量摂取が脳に悪影響を及ぼすことが指摘されており、注意が必要だ。

一方、興味深いことに、オメガ3脂肪酸にはフルクトースが脳に与える悪影響の一部を修復する機能があるとみられている。魚に含まれる不飽和脂肪酸は、認知機能と関連があるとされる。これは恐らく、不飽和脂肪酸が脳細胞の透過性を高めるためと推測されている。ただ、オメガ3のサプリメントには、こうした作用は確認されていない。

植物の抗酸化作用が認知機能を高めるとの研究結果もあるが、これについては研究者の間で意見が分かれている。特に、その食品を単体で摂取した場合の効果については議論がある。
一般的には、糖分を控え、未加工の食品と健康に良い脂肪、色の濃い野菜と果物を多く取る食生活が、長期的な目でみれば最も脳の健康に良いとされている。

編集=木内涼子

 

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