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I write about business and culture in the Asia Pacific region.

Gil C/shutterstock

中国のインターネット有名人、Papi醤(パピ・ジャン)の動画広告枠が2,200万元(約3億8,000万円)で落札され、話題を呼んでいる。

Papi醤の「醤」は日本語の“ちゃん”に相当する親しみを意味する呼び名。本名はジャン・イーレイ(姜逸磊)で、中央戯劇学院の修士課程で学ぶ29歳の女性だ。毎週月曜日に微博(ウェイボー)やWe Chat、動画投稿サイトYouku、ユーチューブに中国の生活をテーマにした動画を投稿し、笑いを取っている。

広告枠は先週、アリババグループ関連会社のオークションに出品され、上海の美容EC企業の麗人麗粧(Lily & Beauty)が落札した。Papi醤は3月に中国の真格基金(Zhen Fund)、羅輯思維(Luogic Show)など現地ベンチャーファンド4社から1,200万元(約2億円)の出資も受けている。

微博のフォロワーは1200万人

Papi醤が北京の自室で撮影する動画は、家族からのプレッシャーへの対処法や結婚相手探しなど、都会でキャリアウーマンを悩ます問題をテーマにし、テンポのいい早口トークでおなじみだ。動画は毎回「私はPapi醤。美しく才能豊かな女性なり」と締めくくられる。

Papi醤は容姿や家柄に依存せず、自分の才能だけで有名になった異色のネットスターだ。中国互聯網周刊が先月実施した「中国の有名ネットスター」調査で、Papi醤は中国ナンバーワンの富豪ワン・ジエンリン(王健林)の息子ワン・スーツォン(王思聡)に次いで2位だった。

動画投稿を始めてわずか半年で、彼女の新浪微博のフォロワーは1,200万人に増え、動画再生回数は5,000万回を超えた。

しかし、皆がPapi醤の大ファンというわけではない。国家広播電影電視総局は彼女の言動が低俗だとし、4月18日に彼女の動画の削除を命じた。その数日後から、Papi醤の動画はより注意深く編集され公開されている。

編集=上田裕資

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